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経営学部からのお知らせ
2008.06.08
【著書紹介】経営学部?佐藤郁夫教授が拓銀破綻後の北海道経済がよくわかる本を編著
北海道拓殖銀行が破綻し、金融システム危機から10年を経た北海道経済を取り上げ、企業や行政、地域金融機関の役割や機能などを改めて検証し、地域経済の再生策と金融の関係について考察した書籍を経営学部の佐藤郁夫教授が編著し、2008年4月に刊行されました。拓銀破綻後の北海道経済がどうなったのかを改めて知るには最適の1冊となっています。現在道内主要書店等で販売されています。
『拓銀破綻後の北海道経済 地域再生と金融の役割』
編著:平澤亨輔、播磨谷浩三、佐藤郁夫
定価(本体2,800円+税)
2008年4月、日本経済評論社刊
【編著者から】
北海道経済の低迷が続いています。1997年11月の北海道拓殖銀行破綻によって、わが国の経済システムが大きく転換、北海道経済は低迷を続けるようになりました。しかし、その間の地域金融と北海道経済に関する研究は十分ではありません。本書は地域経済の活性化につながる金融システムについて考えたい、という問題意識から集まった研究者、元拓銀行員などのメンバーが10年間続けた共同研究の成果を取りまとめたものです。(佐藤郁夫)
【本学編著者紹介】
佐藤 郁夫(さとう?いくお)
札幌大学経営学部教授。札幌大学経営学部附属産業経営研究所所長。1955年生まれ。上智大学卒。昭和シェル石油株式会社、(財)日本エネルギー経済研究所、北海道銀行調査部、地域企業経営研究所などを経て、1996年札幌大学。
主著に、『起業教室』(中央経済社、2005年)、『北海道の企業』<共編著>(北海道大学出版会、2005年)、『北海道の企業2』<共編著>(北海道大学出版会、2008年)、『観光と北海道経済』(北海道大学出版会、2008年)など。